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田代商店
デコレディドレッサーボックス

作品番号 u1703
裏印銘 GOLD CASTLE HAND PAINTED CHIKUSA MADE IN JAPAN
状 態 カケ(脚)、ペイントロス(頭)
寸 法 H:16cm L:9cm W:11.5cm
原産国 日本
買付先 アメリカ
付属品

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電話番号:04-7179-0116 [ 平日10:00~17:00 ]
u1703_1

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作品解説
今から約100年前に欧米に輸出された田代商店(オールド田代)のアールデコ時代に流行した貴婦人をモティーフにしたアンティークな作品です。
アールデコ期の作品の中でも特に人気の高いシリーズで「デコレディ」と呼ばれていて、「愛らしく、明るい雰囲気」が特徴的です。

田代商店は、西洋コバルト顔料の輸入商社の松村九助商店の横浜支店の営業権を田代市次郎が譲り受けて、1880年頃に生まれた会社です。
その後、松村九助が名古屋の武平町に生地工場を建設し、七間町から移転することになり、その七間町に田代商店の名古屋支店を開設しています。
その後、1900年のパリ万博に陶磁器を多数出品し、1904年のセント・ルイス万博博覧会では、美術の項で銀賞受賞、1910年の日英万国博覧会では陶磁器の項で金賞受賞しています。
明治末から昭和初期の資料がなく詳細は不明だが、大正中期頃には名古屋の千種に工場を設立し、昭和初期にはトイティーセットなどをアメリカへ輸出していたが、1954年頃に解散したようです。
裏印は、漢字の"田代"、アールデコ期になると、"TRICO"や"GOLD CASTLE"などが確認されています。

アールデコとは、1925年にフランスのパリで開催された現代装飾産業美術国際博覧会によって呼ばれるようになった装飾様式です。
東洋美術などの芸術的要素を取り入れた直線と立体のシンプルかつ合理的な機能美あるデザインで、明るく・鮮やかな色彩が特徴的です。
ノリタケのアール・デコのデザインは、1919年に英国人デザイナーの「シリル・シー」が入社してから本格的に始まりました。
ノリタケ・アール・デコの制作は、1920年頃から1929年の世界恐慌までのわずか10年間程度の制作期間しかなく、未だにその全貌は明らかにされていません。