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隅田焼
浮彫薪拾女性図花瓶

作品番号 u3531
裏印銘 良斎
状 態 カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態
寸 法 H:9cm L:4cm W:4cm
原産国 日本
買付先 アメリカ
付属品

販売価格 126,500円 <税込>


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電話番号:04-7179-0116 [ 平日10:00~17:00 ]
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作品解説
今から約100年前に欧米に輸出された【良斎】の隅田焼が長い時を経て、日本に里帰りしてきました。

井上良斎(初代、1828-1899)の本名は井上良吉で、東玉園良斎と号しました。
1828年に瀬戸に生まれ、遠戚に当たる川本治兵衛のもとで窯業に従事しました。
その後、御庭焼や楽焼に携わり、1875年に島田惣兵衛の協力で浅草橋場窯を築き「隅田焼」を創始しました。

その後は、1899年に初代良斎が亡くなった後に二代良斎が、良斎窯を継承しました。
二代良斎の本名は勝三郎で、尾張徳川家の御用窯師・二代川本治兵衛の子として瀬戸に生まれ、1875年に初代の養子となりました。
釉下彩を得意とし、1893年にシカゴ万博、1896年の第四回内国勧業博覧会、1900年パリ万博での受賞歴があります。
三代良斎(良太郎)は、父勝三郎が亡くなり家業を継承するために中学を中退し、板谷波山に師事して陶芸の道に入りました。

隅田焼は、愛知県瀬戸に生まれた井上良斎が、1875年に島田惣兵衛の協力で、隅田川近くの浅草橋場町に窯を築いた事から始まりました。
陶磁器に造形物を貼り付ける高浮彫の技法で装飾され、上部に釉薬を掛け流した生命力溢れる作品は、今までの日本の陶磁器にはなかった自由奔放さが表現されており、江戸の文化を漂わせています。
輸出工芸として横浜港から欧米諸国に輸出された隅田焼は、欧米人を魅了して「SUMIDA」と呼ばれ、特に米国商社のヴァンタイン商会が長年に渡って隅田焼を取り扱いました。

井上良斎(初代~三代)、石黒香香、原娯山が有名です。