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眞葛焼 飛龍文花瓶 ANTIQUE JAPANESE MAKUZU VASE by MIYAGAWA 明治・大正時代に日本から欧米に輸出された眞葛焼、英国より里帰りしてきました。 宮川香山 【 初代:1843-1916年、2代:1859-1940年、3代:1881-1945年 】 初代宮川香山は、1842年に京都の真葛ヶ原で陶器業を営む宮川長造の子として生まれました。1860年に家業を継承し、1871年には輸出向けの陶磁器を製造するために横浜へ移住して真葛窯を開きました。豪華な薩摩錦手が海外で人気を博す中、香山は立体的な装飾技法である高浮彫を大成させます。その後1876年のフィラデルフィア万博に出品された真葛焼は銅牌を受賞し、宮川香山の名と共に世界へ知れ渡ることとなります。また香山は後期に釉下彩の作品も制作し、こちらも国内外で高く評価されました。こうした活躍から1896年に陶芸界では二人目となる帝室技芸員に任命されました。現在でも海外では大英博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館(イギリス)、ギメ東洋美術館(フランス)等に所蔵されており、「MAKUZU WARE」と呼ばれ高く評価されています。 < 海外万博の主な受賞歴 > 1876年 フィラデルフィア万博・銅牌 1879年 シドニー万博・特絶一等賞、一等賞、小銀牌 1880年 メルボルン万博・一等賞状、三等褒状 1883年 アムステルダム万博・銀牌 1893年 シカゴ万博・金牌 1900年 パリ万博・大賞 1904年 セントルイス万博・最高賞 1905年 リエージュ万博・大賞、ポートランド博覧会・金賞 状 態 カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態 寸 法 H:15cm L:10cm W:10cm 裏 印 真葛窯香山製 原産国 日本 仕入国 イギリス 素 材 陶磁器 付属品 無
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