作品解説
今から約100年前に欧米に輸出された【高坂】の横浜焼の作品です。
高坂(生没年不詳)は1905年に米国オレゴン州ポートラアンドで開催されたルイスクラーク100年記念万国博覧会に出店しており、高坂も金牌受賞者の中の一人として名前が挙がっております。
ただ、当時の横浜には、高坂という名が複数人あったことが確認されていて、どの高坂が万博の受賞者なのかは定かではありません。
この万博には、日本より約13300点余りが出品されました。
金牌139・銀牌86の受賞者の中で、陶業関係者の受賞数は金牌20・銀牌13となっています。
高坂藤右衛門、高坂ヤス、高坂竹次郎。 |