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プレミアノリタケ ボーンチャイナ傘持芸者の置物

TEL. 04-7179-0116 MOBILE. 070-6473-8710

千葉県我孫子市台田4-11-42 敬誠北柏ビル

ボーンチャイナ傘持芸者の置物

プレミアノリタケとは

プレミアノリタケとは現在のノリタケが戦後の1945年頃~1960年頃までに製造した作品の総称です(戦後のノリタケ)。輸出向け以外にも米国進駐軍の関係者向けに販売されたものもあります。まだアンティークではなくヴィンテージになりますが、レトロ感やユニークな作品もありコレクターズアイテムとして人気が高まっています。その中でも画工のサインが入った飾皿や花瓶などが特に人気があります。

商品説明

プレミアノリタケのボーンチャイナの傘を持った芸者の置物です。ボーンチャイナ(BONE CHINA)とは乳白色のなめらかな焼き物(軟質磁器)です。18世紀頃にロンドンで発明され、英国の独占状態でした。昭和初期の世界恐慌という荒波に新製品を模索していた日本陶器がそこに目を向けて開発をスタートさせたのがきっかけです。1935年頃に製造が本格化しており、当時は流し込み成型による置物や花瓶などしか製造できなかったようです。太平洋戦争で硬質磁器製品の製造を中止している間も、ボーンチャイナだけは政府指定の技術保存工場として製造を続けていました。その点からも戦前のボーンチャイナは非常に価値の高い作品と言えます。一般磁器に比べ、素地が薄いにもかかわらず、チッピング強度(渕強度)が強く、透光性があります。特殊な釉薬を使用するため、2次焼成を低温で行うため、高温下において褪色する顔料を使用することができ、当時主流であった白磁器よりもより多くの色彩を演出することが可能です。

プレミアノリタケ ボーンチャイナ傘持芸者の置物

商品概要

  • 名称  プレミアノリタケ ボーンチャイナ傘持芸者の置物
  • 裏印  1946年頃 -
  • 状態  カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態
  • 寸法  H:22cm L:8cm W:10cm
  • 素材  陶磁器
  • 原産  日本
  • 仕入  アメリカ
  • 付属  作品証明書
  • 数量  現品のみ
  • 価格  売切【 u0337 】

ノリタケの創業者について

ノリタケの生みの親、森村市左衛門。
江戸から明治への時代の変革期の真っ只中である1839年に森村市左衛門は生を受けました。1858年に日米修好通商条約が締結、翌年に横浜港が開かれると日本に「自由経済」の波が押し寄せます。しかしその中で日本に不利な国際為替相場によって日本の金は質の悪いメキシコ銀と交換、膨大な小判を海外へ流出させられることになりました。これを憂えた市左衛門は、武具商として出入りのあった大名家の家老の紹介で福沢諭吉と出会います。福沢はこの問題について「外国人が持っていく金を取り戻すには、輸出貿易を行う他に道はない」と語ります。市左衛門は自らがその先駆者となるべく、国のためになるならばと武具事業で蓄えた資金を投げうって1876年 東京・銀座に貿易商社「森村組」を創設します。さらに市左衛門に共感した異母弟・森村豊は同年3月に船でニューヨークへ発ちます。これこそが日米の貿易の始まりです。
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参考資料


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