ブランドから骨董品を選ぶ
里帰り薩摩焼
隅田焼
オールドノリタケ
竹内忠兵衛
横浜焼
瀬戸焼



目的から骨董品を選ぶ
アンティーク【カップ・マグ】
アンティーク【茶器】
アンティーク【テーブル小物】
アンティーク【ボウル・鉢】
アンティーク【皿・プレート】
アンティーク【花瓶・花器】
アンティーク【掛花入れ】
アンティーク【置物】
アンティーク【絵皿・飾皿】
アンティーク【喫煙器】
アンティーク【蓋物・小物入れ】
アンティーク【その他の用途】
敬誠アートのトップページへ > 技法解説

技法解説

ビーディング
盛り上げ技法の一種で、細かく点状に盛り上げて金彩を筆で装飾したものになります
丹念な職人技で花瓶や皿などの高級品によく用いられた装飾技法で、青色のものを特にアクアビーディングと呼び、非常に綺麗な色合いで現存しているものは多くありません
現在の技術や採算の面からも再現は不可能といっても過言ではない程の根気のいる装飾技法になります
コバルト
一般的に青色顔料としてはコバルト化合物を使用するが、オールドノリタケでは鮮やかな 瑠璃色を出すために酸化コバルトを使用しており、由来はドイツの官立製陶所マイセンによって開発されたものになります
ただ、ノリタケは民窯として経営と利益を考えたものになり、対して王宮の大きな庇護の下で品質を追求した官窯の仏セーブルの"KING OF BLUE"とは異なります
エッチング
”腐らし”とも呼ばれ陶磁器の絵柄をそのまま残したい部分に型紙を貼付け、化学溶液に浸けて釉薬を溶かして腐蝕される技法で、ノリタケで受け継がれた代表的な表現方法でありますが、公害関係から現在ではサンド・ブラストで製陶されています
オールドノリタケの高級品に用いられ、大倉陶園の白磁に薔薇のエッチングなどの花瓶も確認されています
金盛り
装飾として点、点線、線などを泥漿で描き、焼成した後に金液を筆などで塗り被せて仕上げる技法です
欧米では人気のあった豪華絢爛な装飾で、高級品の装飾技法として普及しています
オールドノリタケでよく用いられている金液は、金の延棒を濃塩酸と濃硝酸を体積比で3対1に混ぜた溶液で溶解し液状にしたものを使用していました
マーブル
マーブル(通称、大理石)は、非常にレアな装飾技法で、マーブル(大理石風)はアメリカのコレクターの 中で呼ばれている呼称で、日本では余り馴染みの薄いものだと思いますが、スプレーによって数色の色を 大理石風に吹き付け、その上に金彩やジュール、金点盛り・ビーディングを施したりしているものを よく見かけます
モールド
モールドとは、立体的に魅せる技法で、従来にない絵付けが施されており、絵柄も迫力あるものからかわいらしいものまで量産されており、アメリカで人気を博している装飾技法になります
特にオールドノリタケでは1920年頃からのアールデコ期で様々な動物をモールドしたかわいらしいデザインが大量に生産され、アートを一般の方にも広めた装飾技法になります
盛り上げ
盛り上げは、陶磁器を立体的に見せる技法でオールドノリタケの最も代表的な技法で、欧米でも【MORIAGE】で通用する程、有名な装飾技法です
デコレーションケーキを飾る時に使用する生クリームを絞り出すような道具を用いて、装飾を行います
機械文明に支えられて成長してきたアメリカにとってハンドメイドの優しい温もりを表現したものとして人気が高く、欧米でも「MORIAGE」と表記されるほどで、ノリタケの最大級の特徴になります
職人の愚鈍なまでの精緻な装飾技術で、現代では再現不可能であり、見れば見るほど圧倒される技術になります
タペストリー
通常のタペストリーは、生地の表面に麻布を張って、焼成すると布が焼かれて布目の付いた生地が出来上がり、 そこに絵付けをして、絵画的な演出をする際に用いられますが、ノリタケのタペストリーは焼成前の生地に 布目を転写した後に焼成する細目のものと、モールド成型を用いた粗目の2種類あり、オールドノリタケの 中でも特に入手が困難なアイテムの1つで、使用されている裏印はほとんどメープルリーフ印になります
コラレン
コラーレン(coralene = ”珊瑚のような”)は、磁器を絵具で塗りつぶし、デザインにあったガラスビーズを貼り付けた後に、金彩で囲んで仕上げるというとても複雑で精緻な技術が必要とされるため作陶は困難を極めた技法の一種
ガラスビーズが施された部分は光の入る角度によって、色が変化し浮き上がって見えるため全く趣を異にする面白さがあり、優美で優れたデザインが見るものを魅了しており、繊細で難度の高い装飾技術のため残されている作品が少ないのも特徴の1つ
コラーレンの裏印には現在7種類確認されているが、USパテント91217のものが完成度も高く、オールドノリタケと並ぶ人気アイテムとなっており、コレクターも多く、高値で取引されています
ラスター彩
1920年頃のアールデコ期の作品に多く用いられた彩色技法で、ラスター(絵付けする道具の一種)を焼くことで金属状の光沢や真珠状の虹が生じる
酸、熱湯に弱いので注意が必要です