ヴァンタイン商会 草花文貝把手付菓子器
ヴァンタイン商会が海外向けに作陶した草花文貝把手付菓子器です。森村組や日本陶器が明治・大正時代に主に欧米諸国に輸出していた時期と同時期に海を渡り、約100年の時を経て日本に里帰りした美術工芸品です。
。ヴァンタイン商会は外国商社の1つで、1840年代に創業者のA・A・ヴァンタインがアメリカ・サンフランシスコで始めた会社です。日本におけるヴァンタイン商会のビジネスは、1894年頃には転写紙を、後にはラスターも輸入するなど積極的に新技法を取り入れながら、白壁町に生地の見本釜を作ったのが始まりになります。特に注目されるのは、この会社がコラレンという磁胎にビーズを貼り付けた輸出磁器をアメリカ向けに輸出していた点です。ヴァンタイン商会の日米貿易は1920年頃まで続いていたようですが、創業者が没して1951年頃に終わりを迎えたようです。
- 名称 ヴァンタイン商会 草花文貝把手付菓子器
- 裏印 湾多院
- 状態 ヒビ(2点)、窯傷
- 寸法 H:8cm L:16.5cm W:16.5cm
- 素材 陶磁器
- 原産 日本
- 仕入 アメリカ
- 付属 作品証明書
- 数量 現品のみ
- 価格 売切【 u0606 】
オールド・ニッポンの裏印・刻印はこちら >>
トップ > ラインナップ > オールド・ニッポン一覧 Vol.001 > ヴァンタイン商会 草花文貝把手付菓子器