隅田焼とは
隅田焼とは東京・浅草生まれの驚異の立体陶磁器。隅田焼は愛知県瀬戸市に生まれた井上良斎が1875年に島田惣兵衛の協力で、隅田川近くの浅草橋場町に窯を築いた事から始まりました。陶磁器に生き物や植物等を貼り付ける高浮彫の技法で装飾され、上部に薬を掛け流した生命力溢れる作品は、今までの日本の陶磁器にはなかった自由奔放さが表現されており、江戸の文化を漂わせています。輸出工芸として横浜港から欧米諸国に輸出された隅田焼は、欧米人を魅了しました。特に米国商社のヴァンタイン商会が長年に渡って取り扱いました。
商品説明
井上良斎が作陶した隅田焼の辰砂釉把手付マグカップです。明治・大正時代に欧米諸国に輸出され、約100年の時を経て日本に里帰りしてきました。初代(1828-1899年、本名:良吉、号:東玉園良斎)は1828年に瀬戸に生まれ、遠戚に当たる名匠3代・川本治兵衛のもとで窯業に従事しました。1850年頃には江戸へ赴き、高須藩松平摂津守江戸藩邸にて御庭焼に従事しました。その後、1875年に島田惣兵衛の協力で隅田川近くの浅草・橋場町に窯を築き隅田焼を創始しました。1877年には第一回内国勧業博覧会で花紋賞牌を受賞、1878年にパリ万博に出品しています。
2代(1845-1905年、本名:勝三郎)は1845年に尾張徳川家の御用窯師・2代・川本治兵衛の子として瀬戸に生まれ、1875年に初代の養子となりました。1899年に初代・良斎が亡くなった後に良斎窯を継承しました。海外の万博では1893年のシカゴ万博、1900年のパリ万博で受賞。宮川香山や加藤友太郎と並ぶ卓説した技術がありながら、51歳の若さで亡くなっています。
商品概要
- 名称 隅田焼 辰砂釉把手付マグカップ
- 裏印 井上良齋
- 状態 カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態
- 寸法 H:10cm L:7cm W:14cm
- 素材 陶磁器
- 原産 日本
- 仕入 イギリス
- 付属 作品証明書
- 数量 現品のみ
- 価格 売切【 u3934 】
参考資料
その他の隅田焼の作品一覧
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