オキュパイド・ジャパン(OCCUPIED JAPAN)とは民間貿易が再開された1947年頃から1952年頃にかけて、占領下の日本製(Made in Occupied
Japan)の刻印の付いた輸出品(陶磁器、カメラ、玩具等)です。当時、名古屋、瀬戸、有田などの産地で製造・輸出されたものが約80年の時を経て日本に里帰りしました。里帰りした作品には敗戦直後の厳しい状況にもかかわらず、日本人はものづくりから復興を目指し、そして誇りを取り戻そうとしたエネルギーや熱意が感じられます。美しく愛らしい陶磁器は、その希少価値から米国とカナダを中心にコレクションの対象となり、世界中で愛されています。
商品説明
オキュパイド・ジャパンのウィローパターン皿です。占領地化のわずか5年の間に輸出向けに作陶された作品で、約80年の時を経てアメリカより日本に里帰りしました。裏印の「KAKUSA WARE MADE IN OCCUPIED JAPAN」は現在の研究では詳細がわかっていませんが、今後の解明が楽しみです。ウィロー・パターンとは英国人が中国の風景をイメージして英国の陶磁器に描いた柳文様のことです。ウィロー・パターンが誕生した1780年頃、英国の上流階級の間では、東洋のものが大流行!遠い東洋から輸入された、美しく高価な陶磁器に憧れる人がどんどん増えていきました。そこで、英国のいろんな窯では、東洋の陶磁器に描かれている絵の真似をした陶磁器を作り始めます。