井元商店とは
井元商店とは名古屋生まれの「井元為三郎 ( 1874-1945年 )」が田代商店勤務後に1897年に独立して起こした会社です。当初は生地を瀬戸より仕入れて、市内の絵付業者に絵付けを依頼し、森村組やヴァンタイン商会に販売していました。順調に事業を拡大させ、サンフランシスコ、シンガポール、スラバヤ、バタビアなどの海外にも支店を増やしていきました。1941年に世界大戦が勃発し閉店状態になりました。井元為三郎はその生涯を通じて名古屋陶業界のために尽力した人物であり高い評価を得ています。1926年に建てられた井元邸は日本の伝統と洋館を一体化させた典型的な大正期の邸宅として、現在も限定的ではあるものの名古屋市民に利用されています。
商品説明
オールドノリタケと同時期に活躍した
井元商店が海外向けに作陶した草花盛り上げ花瓶です。森村組や日本陶器が明治・大正時代に主に欧米諸国に輸出していた時期と同時期に海を渡り、約100年の時を経て日本に里帰りした美術工芸品です。盛り上げは、陶磁器を立体的に見せる技法で、古くは宋時代の中国や17世紀のイギリスなどにもあったようです。今や欧米でも「MORIAGE」という名で通じ程、高く評価されています。装飾方法はデコレーションケーキを飾る時に使用する生クリームを絞り出すような道具を用いて装飾を行います。職人の精緻な装飾技術で、現代では再現不可能な希少な装飾方法です。
商品概要
- 名称 井元商店 草花盛り上げ花瓶
- 裏印 HAND PAINTED NIPPON MADE IN JAPAN
- 状態 カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態
- 寸法 H:12cm L:6cm W:6cm
- 素材 陶磁器
- 原産 日本
- 仕入 アメリカ
- 付属 作品証明書
- 数量 現品のみ
- 価格 売切【 u6297 】
参考資料
その他のオールドノリタケと同時期に活躍した作品一覧
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