ロイヤルモリエとは
ロイヤルモリエは森村組や日本陶器(現ノリタケカンパニーリミテッド)が明治・大正時代に主に欧米諸国に輸出していた時期と同時期に海を渡った日本製の陶磁器です。ただ、資料が非常に
少ないためにメーカー・問屋の詳細はわかりません。そのためオールド・ニッポンという総称で呼ばれる事もあります。アクア―ビーディング、細密な盛り上げ装飾など明治時代を代表する装飾技法を余すところなく用いた優品ばかりを作っていた名窯です。アールデコ期には同裏印を見たことがないので、わずかな作陶期間だったと思います。ここまでの技術がありながら、どうして何もわからないのか不思議でなりません。実はかなりの「モリエファン」が全国にいらっしゃいます。
商品説明
ロイヤルモリエのアクアビーティング薔薇文花瓶です。明治時代に欧米に輸出され、約100年の時を経てアメリカより日本に里帰りしてきました。「オールド・ノリタケ美の架け橋-掛井コレクション-」(2009・オールド・ノリタケ美の架け橋展覧会実行委員会発行)に同作品が掲載されています。アール・ヌーヴォ時代の影響を受けた薔薇にアクアビーディング装飾を添えた大変素晴らしい作品です。輸出陶磁器におけるデザインでは、花が最も多く、中でも薔薇が一番人気でした。薔薇は中世以来に日本の美術工芸で好まれたモティーフであった為に、絵付け職人にも馴染みがあり描きやすかったと思います。また、ビーディング装飾は盛り上げ技法の一種で、細かく点状に盛り上げて金彩を筆で装飾したものです。丹念な職人技で花瓶や皿などの高級品によく用いられた装飾技法です。青色のものを特にアクアビーディングと呼び、非常に綺麗な色合いで現存しているものは多くありません。現在の技術や採算の面からも再現は不可能といっても過言ではない程の根気のいる装飾技法になります。
商品概要
- 名称 ロイヤルモリエ アクアビーティング薔薇文花瓶
- 裏印 ROYAL MORIYE NIPPON
- 状態 修理・カケ(耳)
- 寸法 H:25cm L:15cm W:12cm
- 素材 陶磁器
- 原産 日本
- 仕入 アメリカ
- 付属 作品証明書
- 数量 現品のみ
- 価格 売切【 u2420 】
参考資料
その他のオールド・ニッポンの作品一覧
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