◆ 漆工
漆工(Japan Lacquer)は樹液から作られる漆を器の表面に塗り重ねて様々な装飾を施す伝統工芸です。漆工には蒔絵や螺鈿など様々な装飾方法があります。漆は樹齢6〜10年経過した漆の木から採取した天然塗料で、樹皮を傷つけ滲み出た樹液が漆です。1本の漆の木から僅か150〜200gしか採れない貴重なものです。それを人為的に湿度75%・温度20℃程にして乾燥させます。一度乾燥すると強酸・アルカリにも侵されない塗膜を作りだします。そのため、時間をかけて漆で模様を描き、乾燥していない上に金銀粉を蒔くことができるのです。
◆ 柴田是真 [ 1807-1891 ]
江戸時代末期から明治時代中期に活躍した漆工家・日本画家です。東京・江戸に宮彫師・柴田市五郎の子として生まれました。1818年頃に蒔絵の技術、1823年頃に円山派の絵を学んでおり、大胆かつ精密な表現を得意としていました。是真は、元禄に考案されたもののそれまで途絶えていた「青海波塗」と呼ばれる技術を復興させました。1873年のウィーン万国博覧会では、進歩賞牌を受賞し、
国内外の博覧会・展覧会で多く受賞しました。1890年には、帝室技芸員に補せられています。
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